スキンケア商品の選択肢として出される基礎化粧品フルセットとオールインワンジェル。
当然の事ながらこの2つはどちらが優れた効果を発揮出来るのか問われやすい物となっているのですが、実はこれは単純な効果であれば基礎化粧品フルセットの方が優れているのです。
これはオールインワンジェルが基礎化粧品に比べて水分の浸透力が低い物となっている事に加えてベタ付きやすい物である事が原因となっています。
では単純な効果で劣っている基礎化粧品フルセットと比較してオールインワンジェルが優れている効果は何なのでしょうか?
この答えは大きく分けて3つあります。
オールインワンジェルのメリット/コストパフォーマンス
まず1つ目はスキンケアに掛かるコストパフォーマンス効果です。
これは基礎化粧品では複数必要となる役割を1つで全てこなす為に掛かる費用自体が圧倒的に安くなっているからで、その値段は平均価格が1万円以下となっています。
これは基礎化粧品フルセットの平均価格が1万円以上もする事を考えると安い値段と言えるのです。
また置き場所自体が商品1つ分で済むという事も利点となります。
オールインワンジェルのメリット/時間短縮効果
2つ目はスキンケア完了までの時間短縮効果です。
通常基礎化粧品でスキンケアを行う場合には肌に化粧水→美容液→乳液→クリームの順番で基礎化粧品を塗り込んでいく事でスキンケアが完成する物となっています。
しかしこのやり方はスキンケアが完成するまでに大変手間と時間が掛かる物となっており、忙しくて時間の無い時等にスキンケアを全てしっかりと行っていくのは大変な物となっているのが現状です。
ですが様々な基礎化粧品の役割を1つで行えるオールインワンジェルを使えば、スキンケア性能は劣る物の完成までの時間を大幅に減らす事が可能となります。
オールインワンジェルのメリット/肌に優しい
3つ目は肌に大変優しいという事です。
スキンケアを行なう場合には化粧品自体を肌に塗り込む為にマッサージを行っていく形になります。
しかしマッサージは強過ぎる力だけでなく過度な回数を行なう事によっても肌に大きな負担を掛けてしまう事になってしまうのです。
この為1回のスキンケアで完成までに何度も塗り込む必要がある基礎化粧品は肌に大きな負担を掛けてしまう可能性がある物となっているのですが、オールインワンジェルは1回の塗り込みでスキンケアが完成するので肌への負担が少ない物となります。
これ等の事から、この2つのスキンケア商品は優れている効果がそれぞれ異なっている為に自分の生活に合った商品を選んで使っていく物となっているのです。
オールインワンジェルにデメリットってある?
たった1アイテムだけでスキンケアが終わってしまうオールインワンジェルですから、良いことしかないって思いませんか。肌に触れる回数が最低限で済むこともあって、肌への刺激も少なくなります。また、余分なものがあまり入っていないので、敏感肌の人も安心して使えます。
人によってはとても良いアイテムでずっと使い続けたいと思うでしょう。しかし、デメリットを感じている人もいます。
ワンステップしかないスキンケアですから、肌が乾燥してしまう人も中にはいます。これだけでは保湿が足りないのです。もちろん、乾燥しないように保湿成分はたっぷり入っているのですが、それを上回る乾燥肌の人もいます。そういう人は、より保湿成分をたっぷり配合しているオールインワンジェルに変えるか、化粧水や美容液、乳液、クリームなどのスキンケアに切り替えるのもいいでしょう。もしくは、最後に乳液やクリームを塗って乾燥を防ぐようにしても構いません。他のアイテムをプラスするなどの工夫をするだけで乾燥は防げます。
今では、かなり種類が多くなっていますので、どれを選んでいいのかがわからない人も多いでしょう。これをデメリットととらえる人もいるかもしれません。自分の肌に合っているものであれば、ワンステップだけのスキンケアでも美肌になれます。種類が多いので、なかなか自分に合っているものに出会えないと言うことも考えられます。サンプルを配っているメーカーもあるので、まずはサンプルを使ってみてください。それで合っていると思ったらそれを使い続けると良いでしょう。サンプルがなくてもなるべくテスターを使って自分に合うかどうかを確かめましょう。
1つで化粧水と美容液、乳液やクリーム、化粧下地までカバーしてくれるオールインワンジェルが多いです。とても便利ですが、美容液を使いたいと思うとどこで使えば良いのかがわからないでしょう。手のひらでオールインワンジェルと美容液を混ぜて使ったり、自分でいつ使うかをいろいろと研究するといいでしょう。乳液やクリームなら最後につけることがわかりますが、水溶性である美容液はいつつけるべきかで悩んでしまいます。
とても便利なアイテムですが、以上のようなことも考えられます。特に、一つだけでは乾燥するようならば、つける量を増やしたり、重ね付けしたり、乳液やクリームを塗るなどすると良いでしょう。工夫して自分にとって一番良い使い方を発掘するのも良いかもしれません。
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