離乳食

ベビーが成長してくると、始まるのが離乳食です。ここ最近は、5か月くらいから始める人も多く、そのくらいから始められるメニューを載せた本なども販売されています。昔は、あまり早く始めるのは良くないと言われていたらしいですが、最近は、離乳食への第一歩としてミルク以外のものの味に慣れさせるということを早い段階から始めることも多いです。

離乳食はみなさん基本的には手作りを心がけると思いますが、レパートリーの偏りや外出時の不便さを解消するためにレトルトの離乳食を利用するケースも多いです。レトルトの離乳食を味見して思ったのですが、意外としっかり味が付いていて、自分の味付けとは異なるので、ベビーにはいい刺激になるかもしれませんね。

さて、この離乳食作りですが、実際に自分が作るときに色々情報収集して気付いたのが、何てアイデアの宝庫なのだろうということです。例えば、離乳食を始めたばかりの頃は、お粥でもなんでもスプーン1杯、しかもこのスプーンというのが離乳食スプーンなので、そんな量のお粥を毎回準備したりできないですよね。そこで、少量のお粥でも電子レンジでできるお粥カップが便利です。計量カップくらいの大きさの耐熱容器に少量のお米とお水を入れて電子レンジでチンすると離乳食用のお粥ができるというものです。もし離乳食が余ったときも、製氷皿にスプーン1杯ずつとか量を決めて入れて、冷凍庫で冷凍しておけば、必要な時に必要量を解凍して温めれば、待たせずに離乳食をあげることができます。

こういった離乳食のアイデアは、母が離乳食を作っていく中から生まれてきたものなのでしょうね。母の負担を軽くするためのアイデアだけでなく、ベビーの負担を軽くすることも考えて生まれてきたアイデアも多くあります。無理に手作りする必要はなく、うまくレトルトや離乳食作りを補助するレトルトもありますので、そういったものを利用して、母もベビーも楽しい離乳食にしてほしいです。

離乳食とは

離乳食とは、赤ちゃんが成長していく過程で必要なもので、生まれてからずっと「飲む」という行為しかしてこなかった赤ちゃんが、徐々に「食べる」という行為へ進めていくために必要な食事のことを言います。

漢字を見てもらうと判りますよね、これまでずっと飲んでいた母乳やミルクから徐々に離れて、固形物を食べられるようになる。…そのための架け橋が離乳食なのです。

もちろん、成長と共に必要な栄養分を摂取するためでもありますし、「噛む」「飲み込む」といった運動に徐々に慣れていく効果もありますし、食感を覚えるという意味もあります。

離乳食は、一般的に生後5ヶ月~6ヶ月頃から始めるのがベストだといわれています。首もしっかり座る頃ですよね。いきなり硬い固形物を与えるのではなく、ミルクとは違う味の重湯・スープ・果汁から始めます。そして慣れたらつぶしがゆ・パンがゆ・野菜のペースト、豆腐・白身魚をつぶしたものを試してみます。

基本は薄味で。大人が食べて味気なく感じるものを与えて下さい。これが、いわゆる離乳食の「初期」ですよね。まずは「飲み込む」を上手にできるようにすることが大切です。

そして、生後7ヶ月~8ヶ月頃の「中期」では、「舌で食べ物を潰せる」ことが重要っです。全がゆ・野菜や果物のペースト・白身魚・豆腐・卵黄~全卵、そして乳製品を与えて下さい。

離乳食「後期」は、生後9ヶ月~11ヶ月で、「歯茎で潰す」ということを覚えます。バナナくらいの方さが目安ですね。全がゆも徐々に軟飯へ変えて生きます。量も「中期」の頃と比べて増やします。

最後の離乳食「完了期」は生後1歳~1歳半頃で、「歯茎で噛む」ということが大切です。硬さの目安は肉団子ほどの柔らかさです。軟飯は、徐々にご飯へと変えて生きます。

ただ、離乳食というのは赤ちゃんによって始める時期などが異なりますので、あくまで上記の時期は目安です。

もちろん、離乳食は徐々にその量を増やし、ミルクの量を減らしていくことが大切なのですが、お母さんに焦りは禁物です。
育児雑誌と同じようにいかずに悩むお母さんも多いようですが、ゆっくりゆっくりと離乳食に慣れさせていっても何ら問題はないわけですから、焦らず楽しく行なうことが大切です。

ただでさえ離乳食を与えるというのは手間がかかることなのですから、更に精神的な不安を増やす必要はありませんよ。

離乳食のベビーフード

離乳食には便利なベビーフードも存在します。全て手作りの離乳食が良いか、ベビーフードを使っても良いか…は、これはお母さんによって違いますよね。

もちろん、全て手作りの離乳食メニューであることが好ましいのですが、仕事をしていらっしゃるお母さんもいれば、上に兄姉のお子さんがいるお母さんもいます。

個人的には、少しでも手間をなくし、離乳食に対して少しでも楽しく向き合うことができるならば、ベビーフードの利用も良いのではないかなと思うのです。

離乳食が嫌で嫌で…と、手作りしなければならないという考えのせいでウンザリし、食事の時間が全く楽しくなければ、それは赤ちゃんにも伝染してしまいます。それならばいっそのこと、離乳食にベビーフードを取り入れて、少しでも楽しい時間にした方が良いと私は思います。

現在、離乳食のベビーフードは本当に多く存在しています。各メーカーから、レトルト・瓶詰め・フリーズドライ・粉末(スープやダシ・ジュースなど)…などといったタイプがあり、もちろん種類も多種多様にあります。幾つかのベビーフードをストックしておくと、万が一、お母さんの体調が悪い時などは、離乳食時にベビーフードが助かりますし、気づいたら食材がない!という時でも、とりあえず離乳食は確保できますよね。

それに普段の離乳食作りでも、ベビーフードを上手に利用すると本当に手間が省けます。

例えば、ダシやスープなどは、いちいち1から作っていてはとても面倒ですよね。

野菜をゆでたり、おかゆを作ったり…と忙しいうえに更にダシやスープを作るのではなく、そこは粉末のダシやスープを使用だけでかなり楽になります。離乳食用にと、ゆでて裏ごしした野菜は自分で作り、おかゆはベビーフードを利用しても良いですし、逆におかゆは自分で作り、そのトッピングの野菜のペーストはベビーフードを利用する…という方法でも良いですよね。

離乳食のベビーフードは、硬さも柔らかさもそれぞれの月齢にあわせて作られていますから、その点も安心して与えることができると思いますよ。

離乳食とアレルギーについて

食物アレルギーというのは、食物のなかに含まれている成分が自分の身体に入った際、身体がそれを「異物」として判断し、過剰に反応することを言います。どの食物の成分に反応するか…は、当然人によって違いますし、食物アレルギーは大人も子供も関係ありません。

離乳食でもアレルギーには充分に注意しなければなりません。乳児がアレルギーを起こしやすい食物は、卵・牛乳・小麦粉・大豆が挙げられます。まだ赤ちゃんは、腸管が完成されていませんから、卵や牛乳に含まれているアレルゲンが体内に入り込むと、それを異物として処理してしまう場合が多いのです。
そうなってしまえば、アレルギー症状が引き起こされてしまいますよね?

そうならないように、離乳食でアレルギーが起こらないよう、「卵は黄身から少しずつ…」や「牛乳は必ず加熱して…」と注意を促されるのです。ちなみにこのアレルゲンは、ほかにも、蕎麦・魚卵・甲殻類・果実・ナッツ類・添加物などに含まれています。

食物アレルギーの症状には様々な症状があります。湿疹・蕁麻疹・唇の異常(腫れ・違和感)・嘔吐・蹴り・頭痛・不快感・喘息…などが挙げられますが、酷いときはアナフィラキシーという一種のショック状態に陥ってしまうこともあります。もちろん、離乳食によるアレルギーで、これらの症状も充分に起こりうることです。離乳食を食べるような乳児期によくみられるアレルギー症状には、アトピー性皮膚炎・蕁麻疹・失神などの皮膚の異常が多く、次に喘息などに進行していきます。

もし、アトピー性皮膚炎に診断された赤ちゃんの場合は、念のため、離乳食時にアレルギーを注意してあげてください。また、万が一、離乳食でアレルギーの症状が出たことを考えて、いつ何を食べたか…などをノートにまとめておくと助かりますよ。

胃腸が未発達な赤ちゃんは、離乳食時にアレルギー反応を起こしやすいので、動物性タンパク質は特にゆっくり進めていくことをオススメします。また、初めて口にする食品を与えるときは、万が一のことを考えて、かかりつけの病院が開いている時間に食べさせるなどの配慮も良いですね。

離乳食の卵

離乳食に関する事項が掲載されている本や、インターネット上のWEBサイトに必ずといっていい程書かれていることが、卵についてです。つまり、離乳食時に卵を与える時は気をつけなさいよ…というものです。

卵は栄養価の高い食物ですし、離乳食時に卵は正にピッタリなのですが、しかしアレルギーの心配があるため充分に気をつけなければなりません。食物アレルギーというのは、食品に含まれているアレルゲンというアレルギー物質を体内に取り込むことで、身体がそれを異物だと判断し、身体が過剰に反応してしまう状態を言います。

なんとか異物を排除しようと免疫機能が働くのですが、身体に無害なものまで排出しようとしてしまうんですね。その結果、下痢・嘔吐・腹痛・湿疹・蕁麻疹・アトピー性皮膚炎・くしゃみ・せき・喘息…等の症状が表れ、酷い場合はアナフィラキシーショックを引き起こす場合もあります。アナフィラキシーショックは、呼吸困難や意識不明など大変危険な状態を引き起こし、時には死んでしまうこともある怖い症状です。

離乳食で卵に気をつけなさい…と提示されているのは、アレルギー物質を多く含み、実際のアレルギー発症数が多く、重篤な症状に至るものが多いtめなんですね。ちなみに卵以外にも、離乳食時は乳・小麦・蕎麦・落花生なども挙げられています。

生後5ヶ月~6ヶ月の離乳食の初期段階では、卵は卵黄のみ使用します。卵は白身と黄身がありますが、黄身はタンパク質・脂肪・ビタミン・ミネラルが豊富な他、消化・吸収も良いですし、何よりアレルギーを起こしにくいのです。逆に白身は、ほとんどタンパク質が成分で、アレルギーを起こしやすいのです。もちろん、初めて与える際は、少しずつの量を心がけて下さい。

離乳食時に卵を与える際に注意しなければならないのは、「しっかり加熱をする」ということです。生よりも加熱した方がアレルギーを起こしにくいですし、何より食中毒等の心配もあるため、離乳食を終える1歳半頃までは卵を生で与えるのは避けて下さい。

また、離乳食では、卵を使った食品全てに注意する必要があります。クッキーやボーロなどの材料に卵を使った食品に対しても注意して下さいね。

離乳食の進め方

初めてのお子さんの場合は特に、お母さんも初めてのことばかりで不安や心配、わからないことなどが多いですよね。離乳食についてもそれは言えることだと思います。やはり1番の悩みは、離乳食の進め方ではないでしょうか。

離乳食の進め方ですが、スタートは一般的に生後5ヶ月頃からが多いようです。ただ、ピッタリ5ヶ月から始める…というのではなく、赤ちゃんが、大人が食事をしている姿をじっと見るようになったり、興味を示したり。またヨダレが多くなる時期に始めれば良いと思います。赤ちゃんが食べ物に興味を持ったり、「食べたい」という意欲がなければ、離乳食を進めてもうまく進めていくことができないと思いますしね。

離乳食の初期段階(5ヶ月~6ヶ月)は、1日1回の食事となります。できるだけ毎日同じ時間に設定しておいた方が、1日のリズムを形成するにも良いと思います。ただ、時間帯は朝でも昼でも夜でも構いません。なんとかして食べてもらおうとお腹がすいている時を狙う人もいるかもしれませんが、お腹がすきすぎているとぐずってしまい、離乳食どころではありませんので、それは避けて下さい。

そして、徐々に中期(7ヶ月~8ヶ月)、後期(9ヶ月~11ヶ月)、完了期(1歳~1年半)へと進めていくのですが、離乳食の進め方で悩むのは、与える食事内容についてもいえることですよね。離乳食の進め方の目安ですが、初期では「飲み込む」、中期では「舌で潰す」、後期では「歯茎で潰す」、完了期では「歯茎で噛む」をそれぞれの時期にできることが目安なので、それに合わせた食事を与えて下さい。硬さの目安でいえば、初期は「ヨーグルト」、中期は「豆腐」、後期は「バナナ」、完了期は「肉団子」ほどの硬さです。離乳食の回数も、初期では1回だったのが、中期では2回、後期~完了期は3回となり、食事の量も徐々に増やしていきます。

離乳食の進め方については、育児雑誌やインターネットサイトでも多く掲載されています。確かに、離乳食の進め方を知りたい方にはおおいに参考になりますが、しかしこれらはあくまでも目安です。赤ちゃん1人1人によって、離乳食の進め方は違うと思って下さい。多少育児雑誌と違っても、気にすることはありません。

離乳食の量

離乳食を始めるにあたって、気になることや判らないことは多くあると思うのですが、量もそのうちの1つだと思います。たくさん食べてくれたら嬉しいけれど、でもまだまだ胃腸が完成されておらず、活発な働きができない赤ちゃんに食べさせるわけですから、心配するのも当然ですよね。

まず、離乳食の量の前に大切なのは、離乳食を食べた後の母乳やミルクは、赤ちゃんが飲みたいだけ与えてあげて下さい。もちろん赤ちゃんの成長と共に離乳食の量は増えていきますし、逆に母乳やミルクの量は減っていきます。ただ、離乳食中期のミルクは1日3回、後期は1日2回、完了期は1回・・・を目安にして下さいね。

具体的な離乳食の量ですが、炭水化物であれば、初期はつぶしがゆを適量、中期は5倍がゆを50g~80g、後期は5倍がゆ~軟飯を90g~80g、そして完了期は軟飯を90g~80gとなります。タンパク質は、例えば豆腐ならば、初期は適量、中期は30g~40g、後期は45g、完了期は50g~55gです。

また、卵ならば、初期は与えず、中期で卵黄1個分~全卵1/3個、後期で全卵1/2個、完了期で全卵1/2~2/3個です。

そしてビタミン類として、野菜の場合は、初期はすりつぶした野菜を適量、中期は20g~30g、後期は30g~40g、完了期は40g~50gほどです。

もちろんこれらの離乳食の量はあくまで目安です。きっちり図らなければならないわけではありませんし、赤ちゃんだって日によって食事に対する意欲も変わってきます。特に初期・中期の頃の離乳食の量は、本当に日によって違うんですよね。

もし、離乳食を食べない時があったとしても、その後の母乳やミルクで栄養分を補えるのだから…と、ちょっと軽く考えて取り組んでも良いと思います。
離乳食の量と同様、時期もあくまで目安ですから、育児本どおりに事が運ばないからといって焦る必要はありません。

あまりにも離乳食の量などを気にしてしまうようでは、食事が楽しくありませんし、お母さんの気持ちも赤ちゃんに伝染してしまいますよ。

離乳食のバナナ

離乳食時にピッタリな食品は多くありますが、その代表的な食品はバナナではないでしょうか。バナナは、赤ちゃんが一番最初に食べる果物として最適だと、一般的に小児科が勧めている果物です。もちろん、離乳食の初期段階では、バナナをそのままの状態で与えるのではなく、裏ごししてペースト状にすることが必要ですけどね。

何故、離乳食にバナナが最適かというと、まず柔らかいので調理しやすいということ。そして消化がとても良い糖そのものなので、まだ消化器官が発達していない赤ちゃんの身体に無理な負担を与えない…といった理由があるからです。それに離乳食の初期段階から完了期まで、全てに応じてバナナは活用しやすいのも理由に含まれます。

離乳食の初期では、バナナを裏ごしして与えます。そのままでも良いですし、ヨーグルトに混ぜてみたり、パンがゆに加えてみても良いですよね。そして離乳食の中期後半~後期にかけては、硬さの目安がバナナの硬さとなりますから、そのままの状態でバナナを食べさせてOKです。もちろん、大きさには気を使ってあげる必要がありますが、しかし手間というほどではありませんよね。多の食材と混ぜて使用しても良いですし、離乳食の後期といえば、自分で手で掴んで食べたがる年齢でもありますから、パンケーキや蒸しパンにバナナを加えてみるのも良いとおもいますよ。

ただ、バナナは食物アレルギーの食品表示推奨に指定されている18品目のうちの1つでもあります。卵や乳・小麦・蕎麦・落花生は、アレルギー発症数の多い食品として原材料を表示することが義務付けられていますが、この5品目ほど発症数が多いわけではないものの、それでもやはり発症報告があり、アレルギーを引き起こす可能性のある食品は、原材料の表示を推奨しています。

その食品表示推奨食品にバナナは含まれているのですね。

そのため、離乳食で初めてバナナを食べさせる際は、少量から与えてあげることが必須となります。

昔は離乳食にバナナは食べさせてはいけない…と言われていたそうですが、現在は、初めて与える際に注意をすることは必須ですが、アレルギーの心配がなさそうであれば、積極的に使いたい離乳食の救世主となっています。

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